2010.5.11

素材紹介 真鍮

銀工房では様々なアクセサリーを製造しておりますが、ひとえにアクセサリーと言っても多くの形・素材があります。

金・銀・プラチナ等はもちろん皆さんご存知だと思いますが、真鍮(しんちゅう)と言う素材はご存知でしょうか。

銅と亜鉛を混ぜ合わせた合金で、実は真鍮製のアクセサリーは身の回りにとても多くあるのです。

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左 真鍮   真ん中 金鍍金   右 ロジウム鍍金

特長としては

・銀よりも安い

・加工性が高い

といったところが挙げられます。貴金属では無いのでコストが安いのはもちろん

金属に亜鉛を加えると「粘り」が出て加工性が非常に良くなるのです。

銀や金の様な色見が無くてもこういった加工性の良い物で製作しておいてから各種鍍金(めっき)処理をして表面の光沢を

付与するのはアクセサリーでは非常に多く見られるパターンです。

また、鍍金処理のなされた真鍮ばかりでは無く、どことなくすすけた金の様なアンティークな雰囲気を好んで

そのままご使用になる方もいらっしゃいます、どちらにせよ非常に便利な金属ですね。